中国中央電視台(CCTV)の初の海外支局となるアフリカ支局とネットテレビ局・中国網絡電視台(CNTV)の「愛するアフリカ」携帯テレビの開局式が11日午後7時、ケニアの首都ナイロビで挙行された。ケニアのカロンゾ・ムショカ副大統領、サミュエル・ポギシオ情報・通信大臣、情報・通信省事務次官、駐ケニア中国大使館の劉光源大使、CCTVの孫玉勝副局長およびケニア各界や駐ケニア中国各機関から100人以上が式典に出席した。CNTVが伝えた
床面積2450平方メートルのCCTVアフリカ支局には、ハイビジョン放送用スタジオ2室と最新のハイビジョンテレビ設備が配備され、最新ニュースの収集、制作、放送が行われる。アフリカ支局の開局によって、CCTVはアフリカ全土カバーするテレビ報道ネットワークを完成させたことになる。
アフリカ支局は当面、毎日一時間の英語番組を制作、それらの番組は、CCTV英語チャンネルで放送される予定。番組は報道主体で、取材やドキュメンタリーも盛り込まれる。内容は、アフリカ全土の政治、経済、社会・文化など各分野をカバーする。
また、6ヶ月の試行放送を経て、「愛するアフリカ」携帯テレビも正式に放送される予定。CNTVは、移動端末を通じて、多くのアフリカの人々に向け、都市部旅行、総合芸術・生活、中国映画・テレビ、中国語学習など各種番組を提供し、アフリカの人々が中国ひいては世界について理解するための全く新しいルートとなる。
「人民網日本語版」2012年1月12日