留学生のための「春節年越しプラン」
留学生のための「春節年越しプラン」。 留学生のための「春節年越しプラン」
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「最後に少しだけ力を入れることが、餃子を綺麗に包む秘訣よ」・・・上海交通大学の劉建新先生は、餃子の皮を伸ばしながら、26人の留学生に餃子の作り方を教えていた。春節が間近に迫り、同大学国際教育学院では、冬休みも寮に留まる留学生達に想い出に残る年越しをしてもらおうと、一連の「中国年攻略（春節年越しプラン」を作成した。餃子作りはそのうちの一つだ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
2台の大きな丸テーブルを囲み、留学生は興味津々で餃子作りに励んでいる。国際教育学院の戴宝印先生は、「『中国年攻略』では、冬休み中の食事・宿泊・娯楽・学習に関する各種情報や提案を留学生に提供しています。彼らの冬休みの生活が便利で安心なものとなり、楽しい年末年始を過ごしてもらうことが狙いです」と話した。
中国で初めて新年を迎えるドイツからの留学生マルコスさんは、「これは素晴らしいプランです！大変気に入っています。冬休み中、ドイツ人の留学生仲間と一緒に黄山に遊びに行く予定です。初めて訪れる所なので、何も分かりません。先生は私達のために、列車でのアクセスルートとホテルに関する情報を教えて下さいました。また、注意事項なども知らせて下さって、大変役に立ちました」と語った。
朝鮮からの留学生・尹正南さんは、上海交通大学大学院の博士課程で学んでいる。冬休み明けからは論文口頭審査の準備に入るため、冬休みも学校に留まることにしたという。中国に来て4年経つという尹さんは、流暢な中国語で、「私の冬休み生活プランはとても充実しています。『中国年攻略』には、図書館開放もあり、論文資料をあたるのに大変助かります。また、学校近辺のレストラン情報もあるので、学友と一緒に食事をする予定です」と話した。
日本の昭和女子大学から来た佐藤有紀さんと森万里子さんは、冬休みを利用して、上海の博物館・美術館巡りをするという。佐藤さんによると、「中国年攻略」があるので、市内の道路や路地で道に迷う心配はなさそうだという。「本当に困った時には、国際学院の先生方に相談します。先生方はとても親切に相談に乗って下さいます」と語った。
「人民網日本語版」2012年1月20日
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