韓国の学者が1月31日に発表したある医学研究によると、李氏朝鮮王朝時代(1392年から1910年まで)成人の平均身長は今の韓国人より大幅に低かった。韓国人の平均身長は100年前に比べ12センチも高くなったという。
韓国ソウル大学医学院研究グループの研究結果によると、李朝時代の116体の成人遺体の大腿骨のサイズを研究したところ、当時の成人男子の平均身長は161.1センチ、女性は148.9センチだった。
これと比べ、韓国知識経済部所属の技術標準局2010年のデータによると、韓国成人男性の2010年の平均身長は174センチ、女性は160.5に達した。この数字は李朝時代からそれぞれ12.9センチと11.6センチ高くなったことを意味する。
ソウル大学研究グループが使用した測定方法は日本でも広く応用されている方法で、遺体身長を計算する最も正しい方法と認められている。
また、この研究によると、李朝男性の平均身長は西側諸国の男性より低いものの、同時期の日本人男性より6センチ高かった。
江戸時代から明治時代までの日本人男性の平均身長は154.7センチから155.1センチまでだったという。