「結婚しない男女」問題は、多くが若者の恋愛観・結婚観と関係がある。成方舟記者は北京の大学で行った調査に基づき、「在学中の大学生は基本的に、自分が『剩男剩女』だとは思っていない。『余っているかどうか』は全て個人の主観的な見方だ」との結論を出した。
調査によると、中国における出生人口の男女比は117:100で、一部の省では130:100となっているところもある。農村ではこの問題がより深刻だ。このままでは、2020年には20-45歳までの結婚適齢期の男性が女性よりも3000万人も多くなる計算になるという。人口構造のアンバランスに直面し、大学生記者たちは「政策は大きな役割を発揮できないのでは」と感じている。
騰訊網の李方・常務副編集長は、「人口男女比のアンバランスを解決するために、政府と法律が余計な口出しをする必要はない。人類の自然の法則を信じ、自然に調節されるべきだ」とした。
「人民網日本語版」2012年3月13日