イギリス「デイリー・メール」の報道によると、73歳の日本人女性が現地時間5月19日に無事にチョモランマを制覇、世界最高齢の女性登頂者となり、自分自身で10年前に立てた記録を更新した。
このすごい女性は渡辺玉枝さん。彼女はほかの4人のメンバーとともに中国チベット側に位置するチョモランマの北峰から海抜8850メートル近くある山頂に登った。ネパール登山協会の関係者によると、登山パーティーメンバー全員の体調は悪くなく、現在、彼らは下山途中であるという。
渡辺玉枝さんとパーティーのメンバーは18日、海抜8300メートルのキャンプ設営地を離れて登り始め、19日朝、山頂に到着した。彼女は今回の成功で10年前自分で作った最高齢女性登頂者の記録を更新した。
無事にチョモランマを登りきることは、健康な体だけではなく、天候に恵まれることも必要である。1週間来、よくなっていた有利な天候も隊員の努力が報われるためのよい条件となった。ネパール登山部門によると、ここ数日、多くの登山チームはネパール国内のチョモランマの南側から頂上を目指し、18日、初のチームが成功した。また多くのチームが近く登頂を計画している。
世界最高齢のチョモランマ登頂成功者は、ネパール人の登山家ミン・シェルチャンさんで、彼は2008年に76歳という高齢でチョモランマ登頂に成功、ギネス記録を更新した。2010年には13歳の米国男子が登頂し、最年少の登頂者となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月21日