「舌尖上的中国」ポスターの著作権侵害、ミニブログで謝罪

「舌尖上的中国」ポスターの著作権侵害、ミニブログで謝罪。 日の出の勢いの人気グルメ番組「舌尖上的中国(舌で味わう中国)」も、賛否両論の渦に巻き込まれる運命を避けることはできなかった…

タグ: ミニブログ,,舌で味わう中国

発信時間: 2012-06-05 15:35:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 日の出の勢いの人気グルメ番組「舌尖上的中国(舌で味わう中国)」も、賛否両論の渦に巻き込まれる運命を避けることはできなかった。今や有名になった同番組のポスターをデザインした張発財氏は4日、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」で、画家の許欽松氏が描いた山水画「嶺雲帯雨」のデザインを、番組ポスターに無断で使用したことを認めた。張氏は、「著作権問題について深く考えずに、ネット上に掲載されていた山水画のデザインをポスター制作に使用した。報道を見てすぐに、原画の作者と連絡を取り、心からお詫びの気持ちを伝えた」と話した。「北京晩報」が報じた。

 「舌尖上的中国」のポスターには、中国の山水画を彷彿とさせる雰囲気が漂っている。塩漬けにした肉を日陰干しや燻製にした中国の伝統食品「鋤キ肉」を挟んだお箸と、さざ波のように続く「鋤キ肉」の赤身と脂身の間を進む小舟。ポスターのデザインを手がけた張氏は人気ブロガーで、彼が編さんしている歴史にまつわる小話は、ネットで大人気だ。本職はデザイナーで、「舌尖上的中国」の脚本・演出を担当した陳暁卿氏と懇意であったことから、同番組がカンヌMIPTV(テレビ番組・デジタルコンテンツ国際見本市)に出展する前にポスターの制作を陳氏から依頼された。張氏は、友情参加として特別に無償でポスター制作を引き受けたようだ。

 張氏は、ポスターデザインのアイデアについて、「あの『山水鋤キ肉画』は、わずか4時間でデザインのコンセプトが固まった。陳監督からテーマに関する話を聞き、海外のコンペティションに参加する場合には、中国のエッセンスを外国人にアピールすることが必要だと感じた。もう一点、食べることはとどのつまり、極めて俗っぽい事であり、だからこそ、上品なスタイルでその俗っぽさを体現しようと思った」と語る。張氏はこのような発想から出発し、肉の赤身の部分で起伏のある山水を表現し、一組のお箸を加えた。陳氏もこのデザインを大いに気に入った。

 「舌尖上的中国」の放映が大評判のうちに終了した後、広州の記者は、この「鋤キ肉」が、中国美術協会副主席・広東美術協会主席を務める画家・許欽松氏が描いた山水画になんとなく似ているという気がした。すぐに許氏本人と連絡を取り、問題のポスター画像を見てもらった。許氏は、このポスターに用いられているのは、自分が描いた「嶺雲帯雨」に相違ないと断言した。ただし、画像処理の過程で、モノクロの水墨が朱紅色に変えられ、重なり合った山々の隆起した山の峰は肉の赤身、静かな水面は肉の脂身となり、水面に浮かぶ小舟は原画のままだった。この事実を知った許氏は、怒るどころか、自分の絵が「舌尖上的中国」のおかげで一躍有名になったと非常に喜んだ。しかし、許氏は、「番組を制作した中国中央電視台(CCTGV)とポスターデザイナーから連絡は受けていない。原画の使用について私の同意を得てきたことはない」と指摘した。

 このような経緯から、張氏は4日夜、謝罪の気持ちをミニブログで発表した。これによると、張氏は、ポスターの素材に最高と思われる画を選んだ時、これは古人が描いた古い画だと思い込んだため、著作権問題について深く考えなかったという。そして、「このことについて、非常に恥ずかしく思っています。そして、原作者の許欽松さんに直接謝罪をしようと、昨晩ご本人に連絡し、直接お話しました」と続けた。このミニブログは約3千回転送され、800件以上のコメントが寄せられた。直ちに自分の過ちを認め謝罪した張氏について、率直かつ誠意ある態度を褒める意見がコメントの大多数を占めた。

 「人民網日本語版」2012年6月5日

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