中国・台湾気象部門によると、10日午前5時ごろ、台湾宜蘭県沖でマグニチュード(M)6.5の地震が発生、台湾島全体で揺れが確認されたという。今のところ、重大な被害は報告されていない。新華社が報じた。
今回の地震は、10日午前5時0分18秒に発生、震源地は宜蘭県政府所在地の南東70.2キロメートル、震源の深さは61.9キロメートル。宣蘭県南澳郷で最大震度5、宜蘭市、蘇澳鎮、羅東陳で震度4が観測された。
今回の地震は、縦揺れの後横揺れが起こり、10秒間ほど続いた。その後も数多くの余震が発生した。地震発生後、宣蘭県消防局には、重大な被害に関する情報は入っていない。
宜蘭県の住民の多くは、就寝中の強い揺れに驚いて目を覚ました。台北駐在の記者も、大きな揺れを感じて驚き目を覚ましたという。
「人民網日本語版」2012年6月11日