北京市公安局は12日夕方5時48分、「同市の朝陽区王四営郷にある観音堂橋の下で、ナイフを持った男が女性1人と子供1人を人質に取っている」という通報を受けた。中国のタブロイド紙「新京報」が報じた。
通報を受け、公安局は直ちに特殊警察やパトロール警察、交通警察、特殊警察に出動命令を出し対応。現場に駆け付けた各警察は、現場の秩序を守り、事件の解決を図った。しかし、警察の再三の説得に、犯人は応じることなく、興奮してナイフを振り回し始め、現場は切迫した状況に。人質の安全を確保するため、特殊警察の部隊は午後7時ごろ、犯人を射殺、人質を救助した。救助された女性と子供はその後、病院に運ばれた。事件の詳細については現在調査中。
「人民網日本語版」2012年6月13日