東方航空武漢公司は18日午前、武漢-静岡線を正式に就航した。武漢市民が日本を訪れる折には、富士山を眼下に望みながら空の旅を楽しむことができるようになった。長江日報が伝えた。
新しく就航した武漢-静岡路線は、ボーイング737-800型機(座席数168)を使用、上海経由で週4便(月・水・金・日曜)運行される。朝9時に武漢を出発、日本現地時間午後2時50分に静岡に到着する運行スケジュールで、所要時間は4時間50分。航空運賃は往復で税込2700元(約3万3500円)。
新路線は、中国中部地域と静岡県を結ぶ初の定期路線で、東京便と福岡便に続き、武漢を発着する3番目の国際線となる。今後、武漢市民が富士山観光に訪れる際には、東京を経由する必要がなくなる。
静岡県は、東京と大阪の間にある国内の主要交通要衝。日本一の富士山をはじめとして、数多く温泉など豊富な観光資源を擁する。「温泉の半島」という異名をとり、日本への観光ツアーの訪問地には、静岡が必ず含まれている。
「人民網日本語版」2012年6月19日