在日中国人は故郷を離れているため、経済的な問題等さまざまな理由から、子育てで困難に直面している。東京都はこのほど、住宅助成制度を推進し、在日中国人の生活負担を軽減した。日本新華僑報網が伝えた。
住宅新報社の情報によると、在日中国人夫婦の子育て負担を軽減するため、東京都は6月22日に「優良賃貸住宅供給助成事業」を実施した。これを受け、在日中国人の子供たちも、快適な環境下で成長できるようになった。
東京都が在日中国人に住宅助成金を提供するのは、今回で3回目となる。同政策は中堅所得者層の青年・中年夫婦を対象とし、2通りの方法により助成金を提供する。1つ目は子育て世帯向けの設備等を備えた賃貸住宅の整備で、2つ目は指定区域で住宅を購入した場合の助成金支給(360-550万円)だ。
昨年は5組の在日中国人夫婦が申請し、3組が支給されることとなった。
今年の申請期間は9月6日から9月20日で、結果は今年11月に公表される。
「人民網日本語版」2012年6月27日