MSN Japanはこのほど、「空腹の状態が体によい」とする記事を掲載した。それによると、人体には長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)という生命力遺伝子が存在し、傷んだ遺伝子を修復し、老化を遅らせる働きを持つという。しかしこの遺伝子は空腹時にのみ働くため、この記事では空腹状態を保つ食事のコツとして、以下のようにまとめている。生命時報が報じた。
(1)空腹の状態でしばらく我慢
おなかがすいても、「サーチュイン遺伝子」を働かせるために30分は我慢するようにする。
(2)空腹時にはコーヒーやお茶を飲まない
カフェインは刺激が強いため、空腹時に摂取すると吐き気を招くことがある。麦茶など、カフェインの入っていない飲み物を選んだ方が良い。
(3)腹6-8分目で抑える
食べる量が減れば、空腹の時間も長くなり、「サーチュイン遺伝子」が働きやすくなる。腹8分目からスタートし、徐々に6分目ほどに抑えられるようにする。食器を一回り小さくすると食べる量を減らしやすい。
(4)1食を「一汁一菜」にする
おかずが多すぎても食べすぎになりやすい。例えば、朝食はご飯1杯と味噌汁のみ(一汁一菜)にするのも良い。
(5)「完全栄養」を摂る
栄養を摂取する上では、「量」よりも「質」が重要だ。例えば、魚を骨や皮ごと全て食べれば、体のニーズをバランスよく満たすことができる。野菜の皮や根などにも、豊富な栄養が含まれている。
「人民網日本語版」2012年7月11日