北京市公安局の公式ウェイボー(中国版ツイッター)によれば、19日夜9時7分、ある男が北京の地下鉄、呼家楼駅でナイフを持って女性保安員を連れ去ろうとしていると通報があった。警察はすぐに応急対応を発動、関係部門を現場へ向かわせた。警察が現場に駆けつけ、ネゴシエーターと容疑者の交渉が始まった。交渉の末、警察は人質の交換を提案したが、容疑者はこれを拒絶。70分以上の繰り返しの説得にも進展が見られず、容疑者が刃物で人質を傷つけていたことから、特別警察総隊の「藍剣突撃隊」(北京警察のSWAT)の狙撃手が容疑者を射殺し、人質を無事救出した。目下、容疑者の身分については調査中、事件についても捜査が進められている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年7月20日