ロンドン五輪で金メダルを獲得した中国代表選手からなる代表団が、澳門(マカオ)特別行政区政府(マカオ特区政府)の招待で、26日から3日間の日程でマカオを訪問している。人民日報が報じた。
代表団一行は26日午後、香港から船でマカオの外港埠頭に到着、マカオ特区政府や中央人民政府駐マカオ連絡弁公室など関連部門の代表の出迎えを受けた。外港埠頭に姿を見せた代表団メンバーは、現地の学生や住民約500人の熱烈な歓迎を受け、学生バンド20人による歓迎の演奏や花束の贈呈が行われた。
26日夜、マカオ特区政府東アジア競技大会体育館で一行の歓迎レセプションが行われた。マカオ特区政府の崔世安・行政長官があいさつに立ち、「金メダリスト達のマカオ訪問は、マカオのスポーツ事業発展を大きく後押しするだろう。マカオ市民は、素晴らしい中華民族の伝統や不屈の精神を彼らから学び取ると同意時に、彼らが特区建設の推進のためにさらなる努力を重ねるよう激励するに違いない」と語った。全国政治協商会議の何厚◆副主席(◆は金へんに華)らがレセプションに出席した。
代表団は、3日間の香港訪問後、マカオを訪れた。香港滞在中の一行は、香港島・九竜・新界の各地で、バドミントン・卓球・高飛び込み競技のデモンストレーションを香港市民に披露した。また、香港のスター達とともに「五輪金メダリストと一緒に過ごすイベント」に参加、香港市民たちとスポーツを通じた直接的な交流を行い、香港市民から熱烈な歓迎を受けた。
「人民網日本語版」2012年8月27日