湖北日報と「武漢地下鉄達人」組織委員会はこのほど、共同で開設した公式ミニブログ上で調査を行い、6000人以上が参加した。データによると、回答者の66%は武漢地下鉄に痴漢防止の女性専用区が設けられたことに賛成し、18%は地下鉄・ライトレールで痴漢の被害にあったことがあると回答した。回答者のうち男性の比率が51.5%に達し、女性を3%上回った。同組織委員会は、「男性も女性に劣らず痴漢に注目している」と表明した。荊楚網が伝えた。
回答者の61%は地下鉄の痴漢に対して「気持ち悪い、良俗を乱す」と、22%は「地下鉄は混み合っており、体が触れることもある」と、17%は「双方の責任だ」と回答した。
某ネットユーザーは、「地下鉄は混みすぎで、痴漢にチャンスを与えている。しかし多くの人は、痴漢するつもりはないはずだ。地下鉄で異性の体が触れ合うことを、すべて痴漢として定義づけるならば行き過ぎだ」と述べた。
◆肌の露出、痴漢の対象に
最も効果的な痴漢防止策について、回答者の32%は「肌の露出が多い服を着用しない」とし、24%は「女性の多い方に近づき、痴漢に隙を与えない」と回答した。
地下鉄で女性が痴漢にあう原因について、回答者の27%は「肌の露出が激しい服を着用しているため」、22%は「痴漢側の心理に問題がある」、18%は「被害者が口を閉ざし、痴漢を助長している」と回答した。
痴漢の撃退法について、回答者の約30%は「目で警告するか、大声で叫ぶ」、約15%は「相手の写真を撮り、ネット上で流出させるか警察に突き出す」と回答し、「厄介事を避ける」の回答率は10%のみだった。