中国人海外旅行者数、この十年で3倍増 

中国人海外旅行者数、この十年で3倍増 。 中国人海外旅行者数、この十年で3倍増

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発信時間: 2012-10-30 14:37:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「万巻の書を読み、万里の道を行く(多くの本を読んで知識を身に付けるだけではなく、各地を旅行することで見聞を広めることも、自分自身が成長する上で必要)」のことわざ通り、中国人の海外旅行はここ数年、爆発的な増加傾向を呈している。2002には延べ1660万人だった中国人海外旅行者は2011年には延べ7025万人に増加、増加率は323%に達し、世界の主要な海外旅行顧客源国のうち、中国は増加スピードが最も速い国となった。これは、中国が世界の観光資源大国から観光強国に向かう途上にあることを意味している。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

この10年、中国の総合国力が高まるに伴い、海外に出国する中国人は急増した。海外観光旅行、特に個人海外旅行の急成長は、中国の総合国力向上・住民の生活レベル向上・対外開放の拡大などを裏づける最もダイレクトで最もダイナミックな現象となった。国家旅遊(観光)局の統計データによると、2001年では、中国公民の海外旅行先は18カ国・地域(香港・マカオを含む)、海外旅行者数は延べ1213万人だった。現在、中国国民が向かう海外旅行先は146カ国・地域、うち114カ国・地域では、正式にツアー業務を行っている。2011年、中国国民の海外旅行者数は延べ7025万人に達し、アジア最大の海外旅行市場になると同時に、世界第3位の海外旅行消費大国となった。

中国国家観光局は「推計によると、2011年、全世界の海外旅行者数に占める中国人旅行社の割合は30%を上回る見通しだ」と指摘した。中国は、世界の主要旅行先であるにとどまらず、主要な海外旅行市場にもなった。中国を訪れる外国人観光客数は、安定したスピード成長を続けており、世界旅行先ランキングで上位をキープしている。2010年、中国を訪れた外国人観光客は延べ5566万人に達し、外国人観光客受入数ランキングで世界第3位に躍進、観光外貨収入は世界第4位となった。2011年、中国を訪れた外国人観光客は延べ5758万人、世界旅行先ランキング第3位の座を維持した。中国に1日以上滞在した外国人観光客は、2002年はわずか延べ3680万人だったが、2011年には延べ5758万人に増え、10年間で56.5%増加した。観光外貨収入は、2002年の204億ドル(約1兆6258億8千万円)から2011年の485億ドル(約3兆8654億5千万円)へと、10年間で138%増えた。インバウンド(入国)旅行市場規模も拡大の一途をたどり、目的を外貨獲得だけに絞っていたパターンから全面的な発展に方向転換、中国の素晴らしい国家イメージをアピールし、国際競争力と中華文化のソフトパワーをアピールする重要な役割を果たしている。

「人民網日本語版」2012年10月30日

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