旧正月の帰省に向かう列車の中で、おしゃべりの話題として人気なのは年末のちょっと変わったボーナスや賞品だ。
2月1日、ウェイボーのバンドルネーム「Me_Cappuccino」さんもつぶやいた。「今年弊社はこれまでにない業績を上げて、みんな手厚い年末ボーナスを期待しておりました。そして本日とうとう支給されました。1人蒸しパン20個ずつ!」
それだけではない。2月3日午後4時24分、大湘社区サイトのバンドルネーム「我泣誰痛」もこう言っている。「10万元のボーナスがなんだって言うんだ。今年のボーナスには本当に驚かされた!」
彼女のつぶやきには会社からの通知書の写真が添付されていた。そこには「当社は厳しい金融環境にあり、さまざまな障害に直面しています。スタッフの皆さんが尽くしてくれた1年間の協力に感謝するため、総経理は特別にすばらしい靴下と保温カップを2月1日に贈ります。(1人靴下6足、保温カップ1つ)」
「年末ボーナスは確かに尋常でない話題だ。中国人の年越しを重視しており、しかも会社の経済効果に直接関係する。」これについて、湖南省社会学学会の常務副会長である方向新氏は、企業の年末ボーナスで最も重要なのは、経営者のスタッフに対する気持ちの表現であると分析する。「いくらであろうと、真心であることが最も必要だ。」
おもしろい!ヘンなボーナス
生理休暇券、遅刻免除券などは、見る人に涙を催させる。女性や朝が弱い人にはうれしいボーナスだ。
不動産経営者が70万元以上を使って、5台の車を出して農村からの出稼ぎ労働者を帰省させたという。
あるゲーム会社の社長はボーナスとしてBMW320li 6台を支給した。なんて贅沢な!直視できないほどだ。
@北落Sigmundさんのつぶやき。会社のボーナス前日にある友達がかばんを借りに来た。どうやらボーナスが現金支給で多すぎて持ちきれないそうだ。それで自分のところに一番大きなかばんを借りに来た。帰って見てみると、確かに大きなかばんが必要だったはずだ。なんだ、お金は1角紙幣ばかりだ。(1元=10角)
ある会社では1人あたりりんご1個、ノート1冊が支給されたらしい。(アップルのノートパソコンの発音と同じ)
いいさ、一生懸命食べて、書けばいい。こんな意味深長なボーナスを無駄にすることはない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年2月6日