「国際婦人デー」を3月8日に控え、中華全国婦女連合会主催の記念レセプションが6日午後、北京の人民大会堂で開催された。人民日報が伝えた。
全国人民代表大会常務委員会副委員長を務める中華全国婦女連合会の陳至立会長があいさつに立ち、世界各国の女性に向けて記念すべき祝日のお祝いを述べると同時に、中国での2012年女性・児童関連事業の成果を報告した。
あいさつの内容は次の通り。
「2012年は、中国における女性関連事業が全面的発展を遂げた1年となった。中華全国婦女連合会は、女性の発展を推進する面で数々の成果を勝ち取った。『男女平等という基本的国策を堅持し、女性・児童の合法的権益を保障する』という方針が、中国共産党第18回全国代表大会(十八大)報告に盛り込まれ、『中国婦女発展綱要(2011-2020)』が全面的に実施された。また、世代交代によって各級党・政府クラスの女性幹部が前期に比べ大幅に増加し、女性向け小口融資額は1千億元(約1兆5130億円)を上回った。農村女性を対象とした乳がん・子宮がんの無料検診や乳幼児の貧血撲滅キャンペーンなど各種プロジェクトにおいて新たな進展が得られ、国内外の女性交流についても、数多くの実りある成果がもたらされた」。
「人民網日本語版」2013年3月7日