北京市は、2015年までに、より精確な気象予報を実施する計画だ。煙霧など市民に及ぼす影響が大きな気象の予報については、2日前までに発表することを目指す。人民日報が報じた。
北京市政府はこのほど、インテリジェント検知機能を備えた都市気象観測システムを2015年までに完備させる計画を明らかにした。具体的な措置は次の通り。
▽複数部門による早期警戒情報プラットフォームを構築し、観測データのリアルタイム共有化を実現し、幹線道路や郷・鎮に至るまで、市民生活に必要不可欠な24時間天気予報の精密化を図る。
▽煙霧、雪、砂塵、高温、寒波など市民に大きな影響を及ぼす天気に関する予報は、最低2日前までに発表する。
▽局地的な暴雨や雷雨・大風など突発的な災害発生の恐れがある異常気象については、地域別・レベル別の予報を、遅くても30分前に発表する。
「人民網日本語版」2013年3月25日