「中国アンチ・ドーピングセンター」が12日午前、国家オリンピック体育センターに設置された。今年5月に国務院が認可したもので、独立専門機関である同センターの設置は、中国におけるアンチ・ドーピング事業のさらに踏み込んだ実施を促すことが期待される。同センターは禁止薬物検査・教育情報など6部門で構成され、世界最大規模の実験室を持つ。来年の北京五輪では、大学や研究機関の職員、および外国の専門家が、国際オリンピック委員会(IOC)と世界アンチ・ドーピング機関(WADA)による監督と指導の下、全4500例の禁止薬物の検査業務を担当する。 「人民網日本語版」2007年11月13日 |