北京オリンピック組織委員会は30日、同委チケットセンターの朱炎主任が記者会見し、システムトラブルを受けて再調整した北京五輪チケットの第2段階販売は、12月10日から受付を再開すると発表した。締切りは12月30日で、国内に住む人は北京五輪公式サイトまたは指定の中国銀行（計1千店舗）に設けられたチケット代理販売所で予約できる。

朱主任によると、調整の結果、第2段階でも第1段階とほぼ同じ方法をとることになった。つまり締切り後に全申込書を集めて機械によるランダム抽選を行い、予約の順番は関係無くなる。料金はチケットを確認後に支払うこととなる。

北京五輪組織委では、なるべく多くの市民にチケット購入の機会を提供すべく、厳しい購入制限を設けている。1人の身分証による申込書提出は1枚だけに制限し、観戦希望競技および日程は2つまでしか書くことができず、購入限度はそれぞれ最高4人分とする。つまり1人で購入できる最高のチケット数は8枚ということになる。

「人民網日本語版」2007年12月2日