五輪期間中の「自動車のナンバープレート別交通規制」(奇数日に奇数車、偶数日に偶数車が走行)の実施が間近に迫り、多くのドライバーが地下鉄や公共バス、自転車を利用するなど事前に準備を始めている。また、一部のドライバーは相乗り仲間探しに奔走中だ。「北京日報」が伝えた。 この交通規制の相乗りには2つのタイプがいる。一つは、これまでも運転しており、規制後、規定の時間帯だけ運転するというドラバー。こういったドラバーが探しているのは、自分のナンバープレートと番号が反対の相乗り仲間。彼らの相乗り期間は短く、双方の権利と義務が対等であるため、金銭取引きは行われない。これに対し、もともと自動車を所持しておらず、規制期間に奇数車も偶数車も必要な人。こういった人は長期的な相乗りを希望し、ドライバーの関連情報と「ガソリン代」の問題を重視している。 天時法律事務所の李湘軍・弁護士によると、相乗りする時の双方の権利と義務に関する法的な特定の規定は今のところない。このようなケースは交通事故が偶然発生する可能性も高く、事故発生後、双方の責任が確定しにくい。李弁護士は、短期的な相乗りを希望する市民はできる限り権利と義務を明記した契約を結び、問題が発生した時の責任を明確にするよう、アドバイスしている。 「人民網日本語版」2008年6月25日 |