五輪期間中の交通規制の第一段階が23日から前倒しで実施されることになり、中央や北京の政府機関は率先して公用車の使用を50%自粛する。 北京市交通委員会の周正宇・副主任は23日、次のように説明した。 北京市は20日、五輪期間中の交通対策を発表し、その計画では7月1日から19日までを第一段階として、中国共産党北京市委員会や政府機関、企業などに30%の公用車自粛を要請した。さらによりスムーズな交通を確保するため、北京における中央機関は率先して50%の運転自粛をし、北京市もそれに伴い第一段階の計画を前倒しで23日に実施する。それとともに自粛比率も30%から50%になる。また、7月20日から9月20日までにさらに20%を自粛し、公用車の自粛率を70%にする。 7月20日から9月20日まで、北京および外部からの車両は、そのナンバーの最後の数字により運行に規制がかかり、奇数日は奇数ナンバーの車、偶数日は偶数ナンバーの車が運行可能となる。 北京市社会状況民意調査センターが、20日に発表されたこの奇数偶数運行制限措置についてアンケートを行ったところ、1千人の回答者のうち、94.8%の人が北京市のこの措置に賛成している。 「人民網日本語版」 2008年6月24日 |