全国政治協商会議委員で、北京五輪組織委員会の劉敬民執行副主席は5日、北京五輪組織委員会は現在最終予算の編成を行っており、5月には正式に発表する予定であることを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 北京五輪の市場開発はほぼ完了し、大会運営に必要な20億ドル余りの経費もすでに投入された。最終予算については国際五輪委員会による審査決定が行われる。 北京市が五輪の招致で提示した総予算は16億900万ドル。その後、警備面での出費が増したことや、人民元の為替レート変動で第2期予算は20億ドル余りに調整された。北京五輪組織委員会の担当者らは「北京五輪の運営費用はアテネ五輪の24億ドル以下に抑えることができる」と口をそろえて話す。 「人民網日本語版」2008年3月6日 |