ロゲIOC会長は、北京五輪聖火の国外リレーが、一部の国や地域で破壊や妨害に遭ったことについて、「IOCは北京五輪聖火の国外リレーを繰り上げて中止する考えはない」と明らかにした。 ANOCとIOCが4月10日午前に行った連合記者会見では、記者から「サンフランシスコやパリで聖火リレーが妨害される中、IOCはできるだけ早く北京五輪聖火の国外リレーを中止させるかどうか考えているのか」と質問され、「これはIOCの議事日程に盛り込まず、オリンピック聖火リレーをいかによりよく保障するかについては、IOCと中国政府は色々検討してきた。私たちはあらゆる方法を講じて、聖火の順調なリレーを確保する」とロゲ会長は語った。 ロゲ会長によるとIOCは聖火リレーの運行について、北京オリンピックが終了した9月か10月に、更なる検討を行う予定だという。また「私はあくまでも北京五輪が円満に開催されると信じている」とロゲ会長は重ねて強調した。 「チャイナネット」 2008年4月11日 |