北京五輪組織委員会は、五輪各競技場セキュリティチェックにおいて手荷物一時預かり所は設けず、大会開催時のチェック担当者は観客の所持品の保管は行わない旨を確認した。 24日、北京市警察は五輪プレイベント「好運北京(グッドラック北京)」における各会場でのセキュリティチェック業務を総括した際、上記のように示した。警察側は観客に対し、メディア公告およびチケット上に記されている携帯禁止・制限物品についての説明に留意し、柄の長い雨傘、飲料、ライター、液体物品の携帯自粛のほか、30分前までの入場を求めている。 北京市公安局特殊警察総隊の朱益軍副総隊長によると、北京地区で行われた「好運北京」計42競技開催の際、発見された携帯禁止・制限物品は計3万4491点に上った。内訳として、雨傘0.8%、飲料65%、ライター17%、液体物品1.4%が見つかり、セキュリティチェック時間の遅延をもたらした。 「人民網日本語版」2008年6月25日 |