北京オリンピックの開催まであと1カ月となった。北京オリンピックの聖火ランナーで河南省登封少林塔溝武術学校の管理者である劉海科氏は7日、少林武術を学ぶ同校の学生2000人余りが現在、国家体育場「鳥の巣」で練習していると明らかにした。中国の伝統的な武術が北京オリンピックの開幕式に登場することになる。「中国新聞網」が伝えた。
これに先立ち少林塔溝武術学校は北京オリンピック組織委員会などの機関が共同で下達した、北京オリンピックの開会式・閉幕式とパラリンピックの開幕式に同校が参加してパフォーマンスを披露するよう招待する通知を受理している。
劉氏によると、オリンピック組織委員会と機密保持協定を結んでいるため、パフォーマンスの具体的な詳細は明らかにできないとしながらも、この2000人以上が参加するパフォーマンスの内容が武術を中心とすることは確かだと述べている。内容は急ピッチで計画中で、武術が北京オリンピック開幕式の焦点の一つになる見通しだ。
「人民網日本語版」2008年7月8日 |