中日友好病院の許樹強院長は4日、「北京五輪の重要な指定病院として、中日友好病院はオリンピックの秘匿規定を厳格に遵守する。選手の体調は秘匿事項に該当する。外国人選手などオリンピック大家族の登録人員は、国民待遇の医療を享受できる」と述べた。「入院した選手への外部の関心は高いが」との質問には、「選手本人またはその家族、コーチ、出身国が容態の公表に同意した場合は、記者会見も考慮する」と答えた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中日友好病院は北京五輪の中心区に最も近く、規模も最大の五輪指定病院として、選手、コーチ、審判、五輪組織委員、中高級官僚、スポンサー企業、契約企業、ボランティアなどオリンピック登録人員の医療を担当。現在のところ、300人余りの医療スタッフが五輪・パラリンピックの医療に直接加わっている。北京にある24の五輪指定病院は、すでにすべて運用態勢に入っている。
「人民網日本語版」2008年8月5日 |