北京市血液管理情報システムが、国家衛生部、全国輸血協会の専門家の検査を経て、正式に使用できるようになった。このシステムにより、五輪期間中の医療用血液の安全が確保され、また、最先端の管理により、需要を満たす血液提供が十分かつ継続的に行われることになる。北京市衛生局の報道センターが4日、明らかにした。中国新聞社が伝えた。
同システムは、血液に関する業務情報を双方向的に伝達でき、血液を扱う医療機関は主としてインターネットを使って予約ができる。電話での予約方式はなくなる。
北京市衛生局の専門家は次のように説明した。
情報システムを通して、直ちに各血液センター、血液を扱う医療機関の血液在庫情報が把握でき、市全体の採血計画や血液の手配のために、データを提供することができる。また、献血の提供者から必要とする人までの追跡調査や不適合反応などの管理を行う。
このほか、街頭の採血車では、無線を通じて市全域の献血者の身元データが検索でき、献血に不適応な人の再献血を防ぎ、また献血の間隔が十分でない採血を頻繁に行う現象を制限する。
「人民網日本語版」 2008年8月5日 |