日本で唯一の卓球専門誌『卓球王国』の北京五輪特集号では、中国卓球チームの実力を分析し、日本男女のオリンピックでの試合の様子を以下のように予測している。
オリンピックではメダルを獲得したことがない日本の男女団体は、メダルを取る実力があり、北京五輪ですばらしい成績をあげる可能性が大きいという。また男子シングルスでは、水谷隼選手が世界選手権ランキングで1位の中国の王皓選手や、韓国のユ・スンミン(柳承敏)選手に勝った経験もあり、普通レベル以上の実力を発揮すれば、金メダルに手が届く可能性もある。
日本の卓球チームは、1988年のソウルオリンピック以後、長い間、低迷期に入り、男子チームは国際的試合でメダルを取ることができず、日本卓球界を悩ませてきた。しかし福原愛選手や水谷隼勝選手など、実力のある選手が成長しつつあり、世界選手権では共に銅メダルに輝いた。これは卓球の強豪チームだった日本が復帰し、金メダルまで一歩近づいた。
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