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中国五輪選手の指導に当たる外国人監督 バウアー監督
発信時間: 2008-08-07 | チャイナネット

  スポーツに国境はない。ここ数年、外国から招いた監督が多数中国代表チームに加わり、北京五輪に中国代表メンバーとして出場する。外国人監督がもたらした先進的な管理理念や効果的な訓練方法が中国人選手の育成に用いられ、五輪という夢に向け、選手と監督が一丸となって戦っていく。

  ▽フェンシング(サーブル種目)バウアー監督

  フランス人のバウアー監督は2006年8月、初の外国人監督として中国フェンシング・サーブルチームに正式に加わった。1950年代生まれのバウアー監督は、「現在、世界で一番著名なサーブル監督」と称されるほどだ。監督に就任する前は選手として、世界一の座を獲得した経験もある。2000年のシドニー五輪ではフランスチームを銀メダルに、2004年のアテネ五輪ではイタリアチームを金メダル(個人で金、団体で銀)に導いた。

  中国フェンシング界で男子フルーレの三剣士と謳われた3人(葉冲、王海濱、董兆致)が引退後は、サーブル種目および男子エペ種目の金メダル獲得にますます期待がかかっている。アテネ五輪のサーブル種目で銀メダルを獲得した、中国フェンシング界の女王・譚雪選手は、バウアー監督が現在、特に目をかけている選手で、北京五輪では、サーブル種目で中国初となる金メダルの期待がかかる。

  バウアー監督のもう1つの大きな功績といえば、中国男子サーブルに優秀な選手を何人も育成したことだろう。そのうちの一人、王敬選手は今年、金メダルも狙えるエースに育っている。昨年米国で行われた世界選手権において、王敬選手はアテネ五輪金メダリストのモンタナ選手を破って優勝し、中国男子サーブル「50年間の空白」にようやくピリオドを打った。

  「人民網日本語版」2008年8月6日


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