スポーツに国境はない。ここ数年、外国から招いた監督が多数中国代表チームに加わっており、北京五輪には中国代表メンバーとして出場する。外国人監督がもたらした先進的な管理理念や効果的な訓練方法が中国人選手の育成に用いられ、五輪という夢に向け、選手と監督が一丸となって戦っていく。
▽その他の競技種目における外国人監督たち
これら中国のスポーツファンなら誰でも知っている外国人監督の他、今回、五輪に出場する中国代表チームの中に、あまり名の知られていない外国人監督が何人か存在する。女子ハンドボールチームの姜在源監督(韓国)、馬術チームのビアバーム監督(ドイツ)、セーリングチームのイーグル監督(リトアニア)、自転車チームのモレロン監督(フランス)、レスリング・フリースタイル種目のウォル・ニチク監督(ドイツ)、野球チームのジム監督(米国)などが挙げられる。これらの監督はすべて各分野において、名立たる人物だ。自転車チームのモレロン監督は「金メダル獲得」、レスリング・フリースタイル種目のウォル・ニチク監督は「メダル獲得」、野球チームのジム監督は「ベスト8入り」とそれぞれ五輪に向け異なる目標を掲げている。
これら外国人監督は、疑いもなく、北京五輪・中国代表チームの「鬼に金棒」的な存在として、その任務を果たしてくれるだろう。彼らが加わったことで、中国代表チームは更に国際化を増し、彼らの存在により、北京五輪で更に多元化された一面も浮き彫りになるに違いない。
「人民網日本語版」2008年8月6日 |