8日付「人民日報」は、第29回夏季五輪の開幕を祝賀する「一つの世界、一つの夢」と題する社説を掲載した。
社説は、1世紀前からの中国人の五輪への期待を回顧するとともに、「今日、悠久の歴史のある五輪が歴史の長い東洋文明と融合し、『グリーン、ハイテク、ヒューマン五輪』という理念をもって、五輪が自らの夢となった」と強調している。
さらに社説は、「世界人口の5分の1を占める中国での五輪開催は大変意義のあることであり、それは世界の中国に対する信頼、中国の世界に対する貢献でもある。中国の発展が世界と切り離せないように、世界の繁栄と安定も中国と密接に関連している。北京で開催される五輪は、中国ないし世界に唯一無二の遺産を残すだろう大半の人が信じている」としてる。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年8月8日
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