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CEOが五輪観戦(3)中国のチャンスを見据える
発信時間: 2008-08-11 | チャイナネット

中国市場の巨大な潜在力と北京五輪の影響から、今回のオリンピックに参加したグローバル企業CEOの数はスイス・ダボスの世界経済フォーラムに参加するビジネスリーダーの数を大きく上回っている。

アナリストによると、中国は長い間にわたって潜在力に満ちた国家だ。多くの企業の発展と収益能力にとって、特に米国経済が減速のリスクに直面している現在、その重要性は日々際立っている。中国は既に世界で最も携帯電話利用者の多い市場であり、米国に次いで世界第2位の石油、自動車、PCの市場だ。今年、中国のインターネット利用者は米国を上回った。中国は経済大国、貿易大国、総合的実力が急速に上昇中の発展途上の大国になりつつある。  ウォールマートのスコットCEOは次のように述べている。中国は世界で経済成長のスピードが最も速い発展途上国の一つで、21世紀に最も潜在力を持つ巨大な市場の一つである。中国のこうした「振興」はますます注目を集め、特に長期的に低迷している世界経済が新たに発展するためには、中国の牽引作用に頼る必要がある。北京で2008年オリンピックを開催することにより、東西文化の交流を促進し、オリンピックを更に発展させるだけでなく、世界の経済?貿易の発展を促進することがより重要となる。

世界銀行のチーフエコノミストである林毅夫氏によると、中国経済のカバー面は広く、中国の工業化の進展はやっと半分が終わった段階なので、オリンピック後も中国経済は依然として10%という驚くべきスピードでの成長を続けるとしている。

北京五輪は実際、早くからスポーツ競技の枠を出て、国際政治と経済の著名人が会する場となっている。イギリスの広告大手のWPPグループのソレルCEOが言ったように、今後20年に世界市場で重要な地位を占めたいと望む企業にとって、中国のチャンスをつかむことが未来をつかむことに等しいのだ。

「人民網日本語版」2008年8月11日


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