8月9日に開催された北京オリンピックの開会式で、空中を走る元体操選手の李寧氏が聖火台に点火してクライマックスを迎えた時、650人の作業員が「鳥の巣」に入った。
「鳥の巣」は、北京オリンピックのメインスタジアムとして、開会式、閉会式、陸上競技、男子サッカーの試合が行われる。そのため9日未明から12日の12時までの84時間で、開会式設備を取り外し、閉会式のための設備を取り付け、芝生を敷き、スタンドを清掃し、トラックをきれいにし、競技用のラインを引かなければならない。こうした作業は通常2週間ほどかかるが、今回は84時間という時間との勝負だ。
「チャイナネット」2008/08/13 |