(1)外食産業が活況
五輪開催中の北京市では、多くの市民が五輪を精力的に楽しみ、あちらこちらと競技場巡りをしている姿がみられる。家に閉じこもってテレビの五輪中継を見続けるという人もおり、五輪を契機として市民の生活にはいささかの変化が生まれている。「市場報」が伝えた。
五輪開幕後、テレビが大人気だ。市民の多くは微動だにせずモニターを見守り、食事を作る手間を省くため出前を頼む人もいて、北京のケータリング業界は活況を呈している。
通州区に住む孫さんは五輪マニアで、一日中じっとテレビで競技を観戦している。孫さんは「私の生活時間はすべて五輪中継のためにある。食事を作るヒマはない」と話す。
捜狐網が行った最新の調査でも、五輪期間には市民の多くが家で五輪中継を見る予定で、うち4割が出前を頼むと回答した。通州区のマクドナルド店員は「昨日受けた配達注文はいつもの2倍以上だった。今ものすごく忙しくて対応しきれない」と話す。
ピザの出前やケンタッキーフライドチキンの持ち帰りなども大幅に伸びており、増加率は最低50%以上で、中には200%に達したところもある。
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