中国民用航空局は13日に「北京五輪(パラリンピック)期間中の定期便の遅延に際してのサービス強化と特別措置の実施に関する通知」を発表し、北京五輪・パラリンピック開催期間中、航空会社と地上業務の代理店は遅延の原因がなんであれ、乗客に食事やホテルなどを迅速に無料で手配するよう求めた。「新京報」が伝えた。
これは民用航空の従来の規定にはない内容だ。「中国民用航空の旅客・荷物の国内輸送規則」には、天候などの不可抗力のケースでは、航空会社は乗客が食事やホテルを手配するのをサポートするだけでよく、費用は乗客もちと規定されている。
同通知は遅延対策として5つの特別措置を打ち出した。そのうちの一つは、遅延の原因が何であっても、航空券が内容を変更できないとの条件つきのものであったとしても、乗客が希望すれば、乗り継ぎ便を運行する航空会社と地上業務の代理店は変更手続きを受理し、行わなくてはならないというものだ。この場合、航空券の価格は普通料金で計算される。
「人民網日本語版」2008年8月14日 |