イギリス人のゲホさんが12日、北京の有名な京劇場である湖広会館で京劇を披露した。役柄は孫悟空。ゲホさんは「中国文化が余り分からない外国人にも京劇の魅力を知ってもらいたい」と話している。
ゲホさんは京劇を学んですでに15年、主に孫悟空を演じている。顔つきが孫悟空に似ているだけでなく、腕の手深さが孫悟空の感じを与える。英語で京劇を歌うこともできる。
ゲホさんは「五輪は中国文化を見せる絶好の機会だ。中国人が京劇はすばらしいと言うよりは、外国人が京劇は素晴らしいと言ったほうがずっと説得力がある。外国人に京劇を紹介するのが私の仕事だ」と話している。
また、ゲホさんは「京劇を通じて、中国の文明や歴史、伝統、舞踊、音楽を理解することができる。もちろん、京劇を勉強するには中国語を学ぶほか、沢山の歴史物語も理解することが大事だ」指摘している。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年8月15日
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