保険会社に勤務する男性・張さんは、「昼間は勤めがありますから、仕事の合間に親友に電話をして、オリンピックの最新情報を交換しています。昼休みには会社近くのテレビ中継をやっている飲食店に行き、皆で食事をしながら観戦しています」とオリンピックに夢中だ。
サラリーマンにとって昼休みの時間は決して長くはないが、今は携帯電話でテレビ中継を観ることができる。IT関連企業に勤める男性・曽さんは、「携帯の画像はテレビほど鮮明ではないけれど、いつでも生中継が観られて、最新情報が得られます。満足してますよ」と語る。
外資系企業社員の男性・付さんは、社内規程が非常に厳しく、就業時間中のテレビ観戦はもちろん、携帯電話での観戦も禁止されていると言う。インターネットでの観戦も認められないため、仕方なく有休を取り、自宅観戦しているという。
山東省から出稼ぎに来ているという清掃関連の仕事に従事する年配の女性・何さんは、「私は毎日外で掃除の仕事をしていますが、オリンピックはもちろんチェックしていますよ。右手に携帯、左手にラジオを忍ばせ、イヤホンさえ掛けていれば、どこで仕事をしていようが、いつだってオリンピックの試合を耳にしています。なんたって『中国の金メダル』ですもの!」
「人民網日本語版」 2008年08月15日 |