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「摘発」五輪入場券のダフ屋110人を摘発、外国人も17人
発信時間: 2008-08-19 | チャイナネット

オリンピック公園中心区や五カ松施設群周辺に五輪入場券を違法転売するダフ屋が出没している問題を受け、北京警察当局は15日、集中取締り活動を行い、一挙にダフ屋や秩序妨害者、計110人を摘発した。外国人も17人含まれ、3人を行政拘留し、14人を滞在期間の短縮処分にした。中国人は93人で、68人を行政拘留し、残りを警告処分にした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

試合の大々的な開催にともない、国内外の観光客の試合への関心も高まっている。一部の不法者はこの機に乗じて暴利を貪ろうと、競技会場周辺で入場券を高値で転売している。北京警察当局は15日、五輪入場券の正常な秩序と競技会場周辺の治安秩序を守るため、大量の証拠を掴んだ上で、朝陽区の北土城地下鉄駅周辺、国家水泳センター「水立方」周辺、海淀区の五カ松施設群周辺などで合同取締り活動を展開。ダフ屋や秩序妨害者、計110人を摘発し、五輪の各種入場券340枚を押収した。

ある外国人は朝陽区北土城地区で国家体育場の入場券を転売中に人民警察に摘発された。本来1枚300元の入場券2枚を各1000元で売ろうとしているところで、計65枚の入場券を所持していた。男はイタリアで五輪の各種入場券130枚余りをさまざまなルートで購入し、中国入国後に相次いで60枚余りを転売したと供述。公安機関は法に基づき男を行政拘留5日に処した。

警察当局は会場周辺の秩序を守るため、現在も違法転売活動への取り締りを強化している。また、重点地区に英語と中国語のポスターを掲示し、入場券の転売が中国の法律に違反し、処罰の対象となることを明確に告知している。

「人民網日本語版」 2008年08月19日


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