北京オリンピック組織委員会の蒋効愚・執行副主席は22日、パラリンピック聖火リレーの詳しい内容について紹介した。内容は次の通り。
パラリンピック聖火リレーは今月29日から9月6日の9日間、「超越・融合・共享」をテーマ、「情熱を燃やし、愛を捧げよう」をスローガンとし、国内外のランナーが中国11の省・自治区・直轄市にある11都市を約1万3000キロにわたってつないでいく。ルートは「中華文明」と「時代風采」の2つあり、同時に北京から出発し、西安・呼和浩特(フフホト)・長沙・南京・洛陽を巡る「中華文明ルート」では中華文明の悠久の歴史と壮大で美しい自然の景観を、深セン・武漢・上海・青島・大連を巡る「時代風采ルート」では中国改革開放の過程でけん引的な役割を担った東部沿海地域の経済発展と同時に、中部地域の経済の飛躍的成果を披露し、中国改革開放の成功と時代の様相をまとめて紹介する。
この2ルートを経て、パラリンピックの聖火は9月5日に北京に到着。続いて北京でリレーが行われ、メインスタジアムとなる国家体育場「鳥の巣」に翌日に到達し、聖火台への点火となる。パラリンピック聖火リレーのランナーは850人になる見通しで、障害者が全体の20%を占め、1人のランナーが約50メートルずつ走る。北京以外の都市では1日当たり約3キロのコースをランナー約60人がつなぐ予定。
「人民網日本語版」2008年8月23日 |