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パラ五輪、電気バスが運行開始 車椅子での乗車に対応 
発信時間: 2008-09-05 | チャイナネット

北京五輪用電気バスが、パラリンピックの準備を終え、運行を開始した。「京華時報」が伝えた。

電気バスのメーカーによると、投入された電気バス50台は、五輪期間において延べ12万7320人の乗客を載せ、故障もなく、無事故で運転した。追跡情報によると、この電気バスは100キロ走って120キロワットの電力を消費。同等レベルのディーゼル・バスでは、100キロ走って約40リットルのディーゼル油を消費する。電気バスのエネルギー消費量はディーゼル・バスの4分の1ですむ。

パラリンピック期間、この電気バスは、選手村やオリンピック公園の中心エリアにおいて、パラリンピックに出場する選手や登録済みのメディア関係者の足となる。パラリンピック用に切り替わった電気バスの車内は、車椅子が5台同時収容できるようになっている。停留所で身体障がい者が乗車する際には、車体を支えている空気圧を抜いてバスを右側に30度傾斜させる。そうすれば、床面の高さが38センチから30センチに下がる。さらに、後ろのドアから、車いす対応のスロープ板が自動的に出てくる仕組みになっており、車椅子での乗車・下車がしやすくなっている。

「人民網日本語版」 2008年09月04日

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