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パラリンピック、中国身障者事業の発展を促進
発信時間: 2008-09-07 | チャイナネット

2008年北京パラリンピック開幕式が9月6日夜8時、国家体育場――「鳥の巣」で盛大に行われた。写真は2008年北京パラリンピック開幕式の花火によるカウントダウンの模様。

9月6日夜8時、国家体育場――「鳥の巣」で開催された2008年北京パラリンピック開幕式の花火によるカウントダウンの模様

2008年北京パラリンピックは6日に開幕した。これは歴史上参加国・地域の数が最も多いパラリンピック大会である。中国の温家宝総理は、中国政府は最大の努力を払って、パラリンピックをオリンピックと同様にすばらしい大会にすると語った。

オリンピックと同様、パラリンピックも世界の人々が大きな関心を寄せているスポーツ大会となっている。北京パラリンピックは、「1つの世界、1つの夢」の理念を貫く、生命の奇跡を起こし、愛の心をはぐくむ大会となろう。パラリンピックに関心を示し、拍手、花束、喝采をパラリンピックに送り、情熱、奉仕、愛の心、声援をパラリンピックに捧げることは、世界に対する愛の現われであり、社会的責務の履行であり、歴史の進歩でもある。

温家宝総理の「パラリンピックをオリンピックと同様にすばらしい大会にする」という言葉は、中国政府がパラリンピックを高度に重視していることを示すもので、中国の全国民も大きな情熱をもってパラリンピックを支えている。

国際オリンピック委員会(IOC)のサマランチ名誉会長は、「パラリンピックは人類の良知を呼びさますスポーツ大会である」と語っている。身障者たちが不屈の精神を示すだけでなく、生命の輝かしさをも表現するものであり、さらに愛の心を喚起するものでもある。身障者が世界という大家族の中で切り離すことのできない構成部分である。身障者たちは体に障害があっても大志を抱き、事業を成功させることができると同時に、自らを強くし困難に勇敢に立ち向かうという人類の精神的な資産をも作り出している。ある人は、パラリンピックに関心を寄せることの意義は、ただ「試合を見る」のみで終わらず、人類の良知と愛の心を培うことにあるという人もいる。

中国は、かねてから身障者事業の発展を重視しており、中国の社会と文明の進歩も、絶えず身障者の生活の質の改善を促している。2008年北京パラリンピック大会の開催は必ずや中国の身障者事業のさらなる発展を促進すると信じられている。

「チャイナネット」2008年9月7日

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