中国参与のイーター計画 効果は20年後

中国参与のイーター計画 効果は20年後。 「人造太陽」と呼ばれる国際熱核融合実験炉(イーター)の開発参加国7カ国の代表は16日、中国の江蘇に集まり、人類のエネルギー問題の根本的解決につながるかもしれないこの計画について検討した。イーター計画にはすぐには、中国、EU、日本、韓国、ロシア、米国、インドなど計33カ国が参加している…

タグ: 中国 核 エネルギー イーター計画 

発信時間: 2010-06-17 17:12:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国も参与のイーター計画 効果は20年後

国際熱核融合実験炉のイメージ図

この非常に巨大な計画は、世界最大の国際大科学プロジェクトとなり、イーターには世界の磁気閉じこめ核融合の主な科学と技術効果が集まり、2008年から、フランスのカダラッシュにイーターを建設するプロジェクトが始まった。このプロジェクトは30年で完了する予想で、はじめの10年は前期プロジェクト、後の20年は試験運営期間となる。

予算は総額100億ユーロで、うち40%をEUが負担し、残りは6方面が9%ずつを負担する。今回の第6回理事会はイーターのもっとも基本的な計画基準を審議するのが目的で、イーター計画の進度、費用、技術規格、プロジェクト管理を含むいくつかの文書の最終的な審査を行い、フランス南部都市でのイーター建設を開始することになる。

16日の会議の開幕式で、中国科学技術部の万鋼部長は、「中国はこれまで通りイーター事業を支持し、中国側のイーター計画における各承諾と義務を履行する。イーターが実験を終え人々の生活に実用化され、最初の効果が現れるのは、20から30年後になるだろう」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月17日

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