消火活動にあたる消防士(8月16日)
負傷者を救急車に運んだ時の様子(8月16日)
黒竜江省伊春市の爆竹工場で16日午前に発生した爆発事故で、17日午前0時までに19人が死亡し、5人が行方不明、 153人が負傷した。
爆発した時に工場では51人が作業をしており、そのうち9人が死亡、35人が病院に運ばれたが、5人の行方が分からなくなっている。隣接する泰樺木業工場では従業員108人のうち8人が死亡、35人が病院に搬送された。また通りを歩いていた市民2人が亡くなり、5人が行方不明になっている。工場以外で負傷した人のほとんどが近くの住民だ。
黒竜江省消防本隊によると、17日午後2時までに爆発現場はまだ完全に消火されておらず、約30万平方メートルの区域には23カ所の発火点があり、周辺には木材加工の工場が多いことから、一部の発火点が新たな火事を引き起す可能性もあるという。