北四環路の望和橋で発生したひどい渋滞(17日夜7時)
17日夕方のラッシュアワー時の道路状況。赤色は渋滞している道路
四恵橋の渋滞は夜9時頃に緩和した
17日夕方のラッシュアワーでは、北京市内の140カ所の道路で渋滞が発生し、今年初めの大雪時の90カ所を超えて渋滞の記録を更新した。
時速20キロ以下での走行
交通管理部門の関係者によると、今回の渋滞は主に二環路、三環路、四環路の交差点で集中的に発生し、17日は雨がずっと降り続いて比較的スピードが落ちたため、環状線の出入り口で渋滞が起こったという。渋滞は21時頃には緩和したが、いつもの日に比べて1時ほど遅かった。
6つの原因で渋滞が発生
17日の渋滞に関して北京市交通管理部門は、渋滞の主な原因は、中秋節と国慶節が近づいて祝日の道路状況になったことや雨など、6つの理由によると説明する。
また雨で路面は滑りやすく、速度も落ちて通行量に影響し、主要環状線で車両が大幅に増えた。交通管理部門の責任者は「金曜日は他の日に比べて自動車の通行量が増え、また祝日には食事に出かける人も多い。また17日はナンバープレートの末尾4と9が車両規制の対象だったが、4と9の自動車は少ないため渋滞がよりひどくなった」と話す。
また週末には家族や友達を車で訪ねる人も多く、北京に出入りする中枢道路やにぎやかな商業区での渋滞はさらに深刻で、事故が多発したことも原因の一つだった。