新華華人ネットより
日本を旅行した多くの中国人が買って帰るという電気炊飯器。中には1人で10台以上買った人もいるという。電気製品を売っている店だけではなく、日本の空港の免税店では様々な電気炊飯器が販売されている。
日本に行った時から、私は炊飯器でご飯を炊いた。本当に便利だ。お米を量り目盛りに合わせて水を入れればおいしいご飯が炊き上がる。しかしこの考えはかなり浅はかだったことをあとで思い知った。
まずお米の洗い方だ。中国では小さい頃に、何度もお米を洗うとビタミンが流失し、脚気などになると聞いていた。しかし日本人はお米の洗い方に非常に気を使っており、鍋に水を注いでお米を研ぎ、中国人が小麦粉をこねるようにする。またお米を30分研ぐと、もっとおいしくなると言う人もいるほどだ。
そしてお米を水につける。夏は30分、冬は2時間ほどだ。つける時間は炊飯器でも設定可能。炊き上がるとすぐには食べず、しゃもじでご飯を底からかき混ぜて、ふたして5分から10分ほど待つと最高においしいお米が出来上がる。