中国の陳徳銘商務部長は14日北京で、「中国政府は2010年10月から2011年3月までの期間、知的財産権を侵犯した偽商品の製造と販売を取り締まる特別活動を実施しているが、活動は今までにすでに著しい成果を収めた」と明らかにした。
特別活動が始まって以来、各商工部門は知的財産権を犯した事件、1万6000件を立案および処理し、合わせて1億元近くの罰金を徴収した。また、公安部は関連の犯罪事件を2000件以上摘発し、約4000人の容疑者を逮捕した。その犯罪案件は金額にして23億元余りに上るということだ。
また、陳徳銘商務部長は「正規版を支持し、海賊版に反対するという中国政府の立場と決心は変わらない」と述べ、中国政府が引き続き正規版ソフトの普及に取り組んでいくことを強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年1月15日