ダ・ヴィンチの3大名作の一つ『アンギアーリの戦い』が公開される可能性
世界で頻繁に地震が発生し、日本でこのほど発生した津波と原子力危機は、どのSF映画の恐ろしいシーンよりすさまじいものだ。この一連の大震災は人々にダ・ヴィンチを思い出させている。彼の作品を見ると、彼は知るはずのない現代の予言に成功したといえる。ダ・ヴィンチが描いた戦車、飛行装置、掘削機の構造図は、20世紀に現実となり、ほかの作品も地球滅亡の日を予言しているようだ。
ダ・ヴィンチ・コードは本当に存在?
バチカンはこのほど、研究者がダ・ヴィンチの名作「最後の晩餐」の中で本当のダ・ヴィンチ・コードを発見し、地球が4006年に大洪水で壊滅すると予言されたことを明らかにした。
このプロジェクトは、かつて米カリフォルニア州のロサンゼルス大学でダ・ヴィンチの作品を研究したことのある研究者のサビナ・スフォルツァ・カリトズアさんが行った。
現在バチカンの秘密文書保管所に勤めるサビーナさんは、ダ・ヴィンチ・コードは「最後の晩餐」でイエスの後ろにある半月形の窓に隠され、そこには「数学と占星術」のコードが隠れていると明かした。このコードは、黄道12星座とラテン語で1日24時間を表す24のアルファベットで構成されている。サビーナさんはさらに詳しい報告でダ・ヴィンチ・コード解読の論証過程を説明している段階だが、ダ・ヴィンチがかつて予言したことをこのほど公表した。ダ・ヴィンチは、地球が4006年3月21日に大洪水に見舞われ、同年11月1日に最後の日を迎えるとし、この壊滅的な災難は人類の新しいスタートだと予言した。
サビーナさんによると、ダ・ヴィンチ・コードは確かに存在するが、ベストセラー本に描かれているのと異なる。ダ・ヴィンチは芸術家というだけでなく、博学な科学者で、また苦しい時代に生きた敬虔な信者でもある。これこそがダ・ヴィンチが人類滅亡のコードを隠した理由だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月2日