中国人民銀行と財政部(財政省)が9日に明らかにしたところによると、10月12日から14日まで日本(東京)で開催されるIMF・世界銀行総会に中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁、財政部の朱光耀副部長が出席する。新華網が報じた。
世界経済と金融市場が厳しい試練に直面する中、今総会では欧州債務危機への対応、IMF改革、世界銀行改革などの重要な議題をめぐり討論が行われるほか、新興5カ国(BRICS)の財務相・中央銀行総裁会議、東アジア首脳会議の財務相会議、金融安定理事会の会議なども行われる。
専門家は「中国はこれまで、G20、IMF、世界銀行など様々なプラットフォームを通じて世界の経済・金融事務に参加してきた。近年、中国の経済力の高まりに伴い、IMFや世界銀行における中国の地位や発言権も大きく向上した」と語る。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年10月10日