中国自動車メーカーの比亜迪は先ほど、コロンビアの首都ボゴタから2件・計1002台のEV路線バスの注文を受けた。比亜迪製のEVバス120台がこれまでボゴタで使用開始されており、別の350台も今年第1四半期の運行開始を予定している。これにて比亜迪がボゴタから受けた注文は1500台弱にのぼった。
比亜迪が今回交付するEVバスは、ボゴタの5地域の34本のバス路線で使用される。沿線住民にグリーンな移動サービスを提供し、現地の大気品質を効果的に改善する。
比亜迪はさらにコロンビアの大型バスメーカーと事業提携し、今回のEVバスのボディの一部を組み立てる。ボゴタ市公共交通管理局の責任者であるマリア・オーティズ氏は「EVバスのボディはコロンビアで組み立てられるが、これは現地の産業発展をけん引し、コミュニティに向け雇用枠を創出する。輸送サービスの質を高め、炭素排出量を削減し環境を改善するのみならず、国の経済発展に積極的に寄与する」と述べた。
比亜迪の新エネ車は現在すでにチリ、エクアドル、ブラジル、コスタリカ、コロンビア、ウルグアイ、アルゼンチンなどのラテンアメリカ諸国に進出している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月25日